2024 
osada washi project

写真やポストカードなどを気軽に飾れる額「FRAME」。 壁に掛けて和紙の質感を眺めたり、お気に入りのアイテムを付属のマグネットで留めて楽しむこともできます。 長田製紙所の特徴である大判の手漉き壁紙和紙を想起するよう、建築と和紙の間をつなぐ商品として提案。 和紙には、紙漉き道具を製造する際にでる木の粉などの素材を漉き込んだ“Native material paper”を使用。

october 2022
osada washi project

1909年に福井県越前市で創業した手漉きの襖紙を得意とする長田製紙所は、自然と共存し、手すき和紙の伝統を守りながら 「時代とともに進化し続ける 和紙の暮らし」を追求しています。 新たに展開する和紙ブランド「YURAGU」 は、製造過程で作られる余剰分の和紙をアップサイクルしたアクセサリーです。 ひとつずつ違う和紙の表情を生かしながら、 耳に負担が少ない、軽い着け心地に仕上げました。 フォルムは、和紙の原料をぽとっと落とした形を、抽出。 自然が生み出すゆらぎを大切にしながら 心地よいプロダクトをお届けします。 

共同
長田製紙所 :長田泉
CD+PD:中井詩乃 chicai
AD+GD:吉鶴かのこ

december 2021
saneicase project

大阪府堺市に本拠を構える株式会社三栄ケースのプロジェクト。ジュエリー等のパッケージに用いる植毛ケースの製造全国シェア1位のメーカー。その主要技術を生かした「mofu mofu」を企画。よく使うジュエリーたちの居場所としてステージをイメージし設計。植毛でしか出せないふんわりと優しい風合いを生かし、手に取りたくなる商品に。また生野の職人メンバーと共にプロダクトの開発することで、社内でイノベーションとなるよう取り組む。

共同
Alumite processing:有限会社電研
Metal spinning:吉持製作所
CD, copywriter:田中有史 Hawaiian.Y
AD, designer:浪本浩一 langdesign

march 2019
niidahonke project

自然酒を造っている福島県郡山にある酒蔵「仁井田本家」のプロジェクト。日本酒を醸す際に用いる酒袋が2年に1度役目を終えることを知り、プロジェクトがスタート。1枚の酒袋から切り出した大小のバッグを企画し、蔵の祭りの際に限定販売。バッグは蔵の商品ラインナップに大きさに合わせ、日本酒瓶が入る大サイズと、お酒が飲めない人や子ども向けのスイーツ系商品が入る小サイズを展開。

octorber 2018
hammingbird bookself project

校正・校閲を専門に行う「鴎来堂」のプロジェクト。「暮らしに本がある風景をつくりたい」をコンセプトに、microcosmosの飯坂拓也、前田文化の前田裕紀、國重裕太と共同で複数のブックシェルフをデザイン。さまざまな人たちから「本がある風景」の写真を集め、人の行為や習慣などをリサーチ。雑誌・単行本・文庫本の各サイズに特化したstackshelfは、組み合わせを変えることでテレビ台や化粧台といった本棚以外のものにも姿を変える。papershelfは、1枚の厚紙を折り畳んで壁に簡単に取り付けられ、本の表紙を絵画のように気軽に飾ることができる。各アイテムごとに、異なる本への寄り添い方を楽しめる。


July 2020
entrance coffee dripper
stenress・copper

コーヒーの個性と楽しみ方を伝える、店舗のない自家焙煎珈琲屋entrance coffeeのオリジナルコーヒードリッパー。コーヒーを初めて扱う人でも美味しく飲んでもらえる様、持ち手がフックになっていることで、フィルターを捨てやすく、洗ったあとは吊して乾かしやすい形状に。機能以外にも、吊るしている風景が目にとまることで、意識しなくても自然にコーヒーを飲む習慣が継続できるよう設計。 https://entrancecoffee.stores.jp